BOOK『別冊 太陽 奇想の天才絵師 超越技巧と爆笑劇画の名手河鍋暁斎』 安村政信 平凡社 2008年 

 


1868年 一幅 麻布着色 199.6 X 324.4cm 東京国立博物館
閻魔大王の前に罪人が地獄の獄卒に引き出され、生前の悪行を映すとされる
浄玻璃鏡の前に立たされる 伝統的な十王図

 wiki : 浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)とは、地獄を守護する閻魔が亡者の裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡である。 この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできない。もしこれで嘘をついていることが判明した場合、閻魔に舌を抜かれてしまうという。 また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、といったことまでがわかるともいう。 一説によればこの鏡は亡者を罰するためではなく、亡者に自分の罪を見せることで反省を促すためのものともいわれている。

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